レナに贈り物〜レナ誕生日SS〜
 
  
「「「誕生日おめでとう!」」」
 パンパンとクラッカーの音が雛見沢分校の教室に鳴り響く。机を何個かくっつけて、その上には色んな料理が並んでいる。その中心にあるケーキには今回の主役の名前が書かれている。
「あはは、ありがとう」
 レナはケーキの蝋燭を消した事に、少し恥ずかしがっている。
 そう、今日、七月七日は竜宮レナの誕生日である。部活メンバーはこの日のために色々準備をしてきたのだ。誕生日会の設立、考案、企画進行は魅音。料理担当は梨花と羽入、飾り付け担当は沙都子、その他の雑用は圭一がやったのだ。
「これでレナも俺と同い年になったな」
「うん、そうだね」
「おーほっほっほっ、今度は私達が追いつく番ですわよね、梨花」
「み〜、僕はみんなよりもずっとずっと大人なのですよ」
「あぅあぅ、それをさらにボクが上なのですよ」
「何言ってるんだ。梨花ちゃんも羽入も。この中で一番年上なのはおじさんなんだよ」
 歳の事で笑いあう。
「さて、ではそろそろ始めようかしらね。本日の部活を!」
 魅音が三回転しながらビシッと決める。部活と聞いて、レナはきょとんとする。
「えっ? えっ? レナは聞いてないよ。どう言う事かな、かな?」
「あぁ、心配するな。今回レナは審判だからさ。何も問題は無しだぜ」
 圭一にそう言われて、レナを少しホッとする。一緒に部活もしたいけど、自分だけ知られていない状態では不利になってしまう。
「それで魅ぃちゃん。どんな部活をするのかな、かな?」
「ふっふっふっふっ……今日がレナの誕生日と言うわけで、本日の部活は少しハードルが高かったんじゃないのかね、他の皆さん」
 ニヤニヤと笑っている魅音。それを見た圭一は思った。こいつは本気を出しやがったぜと。
「おもしれぇぇ! 今日は絶対に勝つぜぇぇ! レナ、この前原圭一様が、あっと言わせる様な物を用意してあげたぜ」
「お〜ほっほっほっ! 残念ですわね、圭一さん。それは恐らく圭一さんにとって最高の物なのかも知れませんが、この私が本気を出してしまった以上、圭一さんに勝算などありませんですわよ!」
「にぱ〜☆ 圭一も沙都子も一杯一杯頑張ったのですね。でも、今回僕は羽入と組ませもらったのですよ」
「あぅあぅ! ボクと梨花が組めば最強なのですよ!」
 魅音、圭一、沙都子、梨花、羽入の間で凄まじい火花が散っている。
「えぇと、それで……レナはどうしたら良いのかな、かな?」
 その中に入れないレナは、おずおずと手を上げる。
「さっき圭ちゃんが言った通り、レナには審判となってもらう。本日の部活は……プレゼント発表だぁぁ!」
 『ドンドン! パフパフ!』と効果音が出るような感じに魅音が発表する。そういえば、誕生日会が始まって、まだプレゼントを貰っていなかった。
「私達がこれからプレゼントを見せていき、順位をつけてほしい。そして、最下位の人にはキツイ罰ゲームが待っているよ」
 毎度おなじみの四次元ロッカーの中をゴソゴソと手を突っ込ませると、何かを引っ張り出した。
「今回の罰ゲームはこれを着てもらう!」
「そ、それは!」
 一件ただの着物に見えるがそうではない。それが一単なら良いがそれらが何枚も用意されている。つまり、これは大昔の貴族が着ていたと言われる十二単である。
「夏に着るような物じゃねぇだろう! 暑い、暑すぎるだろう!」
 確かに十二単は、夏に着る様な物ではないよね。
「そうだよ……だから罰ゲームになるじゃない。それに、レナはこれだけで逝っているみたいだし」
 レナは既にかぁいいモードになっている。
「はぅ〜、十二単を着る魅ぃちゃん、沙都子ちゃん、梨花ちゃん、羽入ちゃん、圭一くん……みんなみんな、お持ち帰りしたい!」
 レナの妄想の中では、十二単を着る魅音、沙都子、梨花、羽入、圭一の姿がはっきりと映っている。
「あぁ、レナ。妄想中悪いけど、今回はお持ち帰り無しでお願いね。これ、一応親戚の古着屋のレンタル品なのよ」
「だったら、ロッカーの中に仕舞っておくなよな」
「だって、どこにも隠す所が無かったんだもん」
 だからと言って、そんな所に隠すなよと圭一は思った。
「さて、罰ゲームも決まった事だし、部活開始と行きますか!?」
 魅音の宣言に、みんなはきゅぴーんと目が光った。
「まずはおじさんから行かせてもらうわよ。もっとも、これで決着は付くかも知れないけど」
 魅音はパチンと指を鳴らすと、黒服の皆さんが何か大きな物を持ってきた。包装紙に包まれていて、中身がよく見ないけど、形からして、何かのぬいぐるみなのは間違いないだろう。
「これがおじさんからのプレゼントだぁぁ!」
 包装紙が綺麗に破れると、そこには大きな犬のぬいぐるみである。
「ちょっと待て、魅音!? こんなの良いのか!? 明らかにおかしいだろう!?」
 圭一の抗議が入るが、当のレナはかぁいいモードの入って、ぬいぐるみに抱きついている。
「はぅ〜! かぁいいよ〜! おっもちかえり〜!」
 審判のレナはオッケーみたいだ。
「魅音、お前……こんな物、どこで取り寄せた?」
「くっくっくっ、園崎の力を使えば、こんな事なんて、ちょちょいちょいなのよ」
 流石、魅音。一切の手加減をしない一撃必殺の攻撃である。
「お〜ほっほっほっ! 魅音さんともあろうお方が、お金で何とかするなんて、片腹痛いですわ」
 しかし、沙都子はそれに動じる事無く、高笑いをする。
「ほぉ、言ってくれるじゃないの。じゃぁ、沙都子はどんな物を用意してきたのさ」
「えぇ、次は私ですわ」
 沙都子はくいっと、どこから吊るしてあるのか、紐を引っ張ると、床がパカッと開いて、何かが出てきた。
「お前! 教室を改造してねぇか!?」
「何の事ですの? 勝負に勝つにはありとあらゆる努力がする事が義務ですのよ」
 最早、何も言えなかった圭一である。
「さぁ、これが私のプレゼントですわよ!」
 照明が照らされたのは、どこにでもある熊の置物であった。しかし、レナはどこかできゅんと来たのか、園熊の置物を掴んだ。
「はぅ〜! これもかぁいいよ〜! おっもちかえりだよ〜!」
 しかも、その反応はさっきの魅音以上に興奮している。つまり、今の暫定トップが沙都子になったのだ。
「な、何故なの?」
 呆然とする魅音。こっちの方が、レナが気に入ると思ったのにと思っている。
「魅音さんは、もう少しレナさんの事を知るべきでしたわね。レナさんは新しい物より少々古い物が好みですわよ。さらに言えば、これは朝にあのダム現場から引っ張ってきた物ですのよ」
 圭一も魅音もそれには驚いた。そう、レナの宝の山であるあのダム現場からなら、レナの好みはたくさんあったのだ。沙都子はそこに着眼点を見つけて、レナが気に入りそうな物を見つけたのだ。
「くっ、沙都子がそこまでやるとは……やるな」
 圭一もそれには感服する。
「み〜、おかげで僕達は寝不足なのです」
 実は梨花や羽入も沙都子に連れてこられたのだ。
「と言う事は、梨花ちゃんや羽入も、そこから持ってきた物なのか?」
「あぅあぅ、そんな事をしても沙都子に勝つ事は難しいのです」
「だからこそ、コンビを組んで沙都子に逆転勝利なのですよ。にぱ〜☆」
 なるほどと圭一は納得した。沙都子が一人でやった以上、ここは協力して勝つつもりだ。
 それに、今回はコンビを組んではダメとは言っていなかった。
「さて、羽入。ここで一気に優勝するのです」
「はいなのです!」
 梨花と羽入は何やらゴソゴソと鞄の中から何かを出そうとしている。しかし、ここでおかしな事が起こった。それは梨花がニヤリと笑って、羽入に近づき、頭にネコ耳カチューシャをつける。
「あぅ? 梨花?」
 計画には無かった事に戸惑う羽入に梨花は満面の笑みで……
「じっとしてなさい……」
 そう言って、ネコ尻尾をお尻につけさて、鈴付き首輪を首につける。いつもは梨花がつけているが、今回は羽入という事で、梨花とはまた違った可愛さが出ている。そして、それを見たレナは鼻血を噴出して、一瞬で羽入を捕まえた。
「にぱ〜☆ 僕からのプレゼントは羽入なのです。レナ、お持ち帰りしても良いのですよ」
 それには圭一、魅音、沙都子、羽入も驚いた。
「はぅはぅはぅ〜! 羽入ちゃんを貰った! ネコさんの羽入ちゃんを貰ったよ! おおおお、お持ち帰り〜!」
「あぅあぅあぅ〜! 聞いていないのです! 梨花の裏切り者ぉぉぉぉ!?」
 抱き締められている羽入は、必死に逃げようとするが、レナのホールドは完全にロックされている。
「悪いわね。勝負とは非情なのよ。私と組んだ時点でこうなる運命だったのよ」
 完全に黒梨花となっている。そう、梨花は羽入と手を組む時から最初から最後に裏切るつもりだったのだ。今度梨花ちゃんと組む時は注意しておこうと思った圭一であった。
「まぁ、これは梨花ちゃんと羽入のプレゼントという事で……さぁ、最後は圭ちゃんの番だよ」
 魅音に言われて、圭一はドキッとした。そう、残るは圭一だけになったのだ。
「さぁ、圭ちゃんはどうするつもりかな。ここでまたオットセイとか出したら、即最下位だからね」
「ぐっ……わ、分かっているよ」
 圭一は鞄の中をゴソゴソと探している。
「……あれ?」
 すると、圭一は何か慌てるかの様に鞄を漁る。圭一は鞄の中身を次々と出していった。教科書や筆記用具、弁当などが出てくるが、それ以外何か別の物が出てくる事は無かった。
「………ちょっと待てよ。確か……」
 圭一は今朝の事を思い出す。そして導き出された答えは唯一つ……
「しまったぁぁぁぁ! あぁ、俺とした事が……」
「ま、まさか、圭ちゃん……忘れてきたと言う訳ではないでしょうね」
 ギクッと体が驚いた。図星だったからだ。圭一が振り返ると、さっきまでのが嘘の様に消沈していく。
「圭一さん。さすがにそれは最低ですわ」
「み〜、せっかく盛り上がったのに、残念なのです」
 ちなみに羽入は気絶中である。
「圭ちゃん……空気読もうよ」
 魅音に言われたぁぁぁ!
「……し、しかたないかな、かな? 圭一くん、今日のために色々と頑張ってくれたんだから……レナはそれだけで嬉しいよ」
 レナに励まされるが、圭一は申し訳ないと思っている。
「あぁ、どうやらこれは、俺が最下位だな。あははは、しょうがないな」
「うん、しょうがないよね、よね? では………」
 さっきまで微笑んでくれたレナの口がニヤリと笑った。
「圭一くん……罰ゲームだよ、罰ゲームだよ」
 キラーンとレナの目が光り、手にはさっきの十二単を持っている。
「ちょっと待て、レナ? まさか、ここで着ろというのか!?」
「大丈夫だよ。レナ、着付けは得意だから……」
「そう言う問題じゃねえ!? いいってぇ! 自分でするから!」
「ダメだよ! それじゃぁ、罰ゲームにならないじゃない」
 追い詰められた圭一。そして……
「圭一くん……いっただきま〜す」
 レナは目にも止まらない速さで圭一の服を脱がしていく。
「あ〜れ〜、許してください〜、お代官様〜」
「あはははは、良いではないか、良いではないかぁぁ!」
 いつの間にか、お代官様ごっこをしている二人。そこに梨花がポツリと呟いた。
「み〜、十二単に帯はついていませんのですよ」
 
 こうして、レナの誕生日会はひぐらしが鳴き出した頃に終わりを告げた。魅音と別れた圭一とレナは、二人っきりで歩く。もっとも、圭一は十二単の罰ゲームの他に、レナのプレゼントを運ぶ罰ゲームが待っていた。リヤカーに荷物が置かれて、圭一がそれを押す。レナも手伝おうとしたが圭一に却下された。
「ごめんね、圭一くん」
「いやいや、いいんだよ。だいたい、こんなの魅音や沙都子ならともかく、梨花ちゃんと羽入には少し無理だろうからさ。結局、俺がやらないといけねえだろう」
 ちなみに羽入は本当にお持ち帰りされそうだったけど、梨花がちゃんとプレゼントを用意してあったため、お持ち帰りされずに済んだ。
 やがて、レナの家に着いてリヤカーを止めた。流石に疲れたのか、圭一は「はぁはぁはぁ……」と息を吐く。レナが家の中に入り、冷たいお茶を用意してくれた。
「あぁ、冷てぇ! 生き返ったぜ!」
「あはは、本当にお疲れ様」
 レナがリヤカーに乗っていた荷物を運んでいく。圭一はそれをただ眺めているしかなかった。
「ふぅ〜、今日は本当に楽しかった……お誕生日会なんて、子供の時以来だよ」
「それはそうだ。俺はそんな事、一度もやった事が無いけどな」
 都会にいた頃の圭一にとって、こんな事は一度もやってもらった事が無い。友達という友達がいなかったからだ。だから、圭一も他人とはいえ、こんなに楽しい事が出来た事に喜びを感じている。
「なぁ、レナ。今からあそこに行かないか?」
「ほえっ? あそこって?」
「レナのお気に入りの…宝の山だよ」
 
 もうすぐ日が沈みかけている頃に、ダム現場に着いた圭一とレナ。
「ねぇ、圭一くん。どうして、ここに行こうと思ったのかな、かな?」
 ここに行く途中でも聞いたけど、圭一は何も答えなかった。
「まぁ、何だ……せっかくだからさ、宝探しでもしようかなと思ってさ。今日はひょっとしたら、すごいお宝に出会えるんじゃないかと思うぜ」
 圭一が必死に何かを探そうとするが、レナは探そうとしなかった。
「ねぇ、圭一くん。一つ聞いて良いかな、かな?」
「おぉ、何だ?」
「どうして、嘘を吐いたのかな、かな?」
「っ!?」
 圭一は後ろに振り返る。そこには初めて見るけど、何故か覚えがある。レナの目が、いつものとは違い感じがする。それを見つめる圭一は思わず笑みを浮かべる。
「やっぱり、レナには嘘は通用しないか……」
「うん、圭一くん、プレゼントを忘れていなかった。だって、今朝から鞄の中をチラチラと見ていたのを、レナは見ていたから」
「最初から分かっていたのに、気付いていないフリをしてくれていたか……」
 そう、圭一はレナのプレゼントを忘れたのは嘘である。ちゃんと用意していたのだけど、いざ渡そうと思ったけど、本当にこれを渡して良いのか迷ってしまい、あんな嘘を言ってしまったのだ。
「怒っているか、レナ?」
「う〜ん、半分はね。あとの半分は楽しみかな」
「そうか……だったら!」
 圭一はレナに近づいて右手を掴む。そして、レナの薬指に何かをはめてあげた。
「え、えぇ!?」
 レナも漸くそれが何かに気付いた。それは真っ白い指輪であったからだ。しかも、薬指にはめたと言う事は……
「け、けけけ、圭一くん!? こ、これって……その………」
「あ、あぁ……そう言う事だ。レナ、俺はお前の事が好きだ! だから、俺と付き合ってくれ!」
「………」
 レナの顔がだんだん赤くなってきた。もちろん、告白した圭一の顔も赤くなっていく。
「圭一くん……本当にレナで良いの?」
 もちろん、レナも圭一の事が好きである。しかし、レナは他のみんなの事も気にしていたから、前に出なかった。魅音が圭一の事が好きだという事も……沙都子も素直じゃないけど、圭一の事が好きである事も……梨花や羽入も何も言っていないけど、圭一の事は気になっているのを知っている………
「あぁ。他のみんなの事は少しだけど分かっていた。悩んだ事もある。誰かに相談もした。そして、自分の心に正直になったら、やっぱり、レナしかいなかった。レナのおかげで、今の俺がいる様なものだ。だから、今度は俺がレナを幸せにする! 今は右の指にはめていてほしい。そして、俺が大人になって自分の力でレナを幸せに出来ると思ったら、俺がそれを左の指にはめてあげる」
「け、圭一くん……」
 レナの目から涙がポロポロと落ちていく。嬉しくて、止まらない。
「信じて……良いんだよね……レナを……幸せにしてくれる?」
「あぁ……」
 圭一は優しくレナを抱き締めた。
「かつて、俺はお前を信じられなかった時があった。自分の命をレナが狙っているんじゃないかと疑心暗鬼になった事があった」
「レナも、自分が狙われているのではないかと疑心暗鬼になった事があった。雛見沢を滅ぼそうとしている連中がいるのではないかと思った事もあった」
 圭一とレナは強く抱きあう。どうしてこんな事を覚えているのだろうか。
「そして、俺はレナを殺した」
「そして、私はみんなを殺そうとした」
 覚えていないが、体が覚えている。自分達の手にはあの時の重さを覚えているのだ。
「ありがとう……圭一くん。レナを救ってくれて」
「ありがとう……レナ。最後まで俺を信じてくれて」
 だからこそ、二人は今度こそ思った。
 
 今度は普通に遊んで……普通に笑い合って……普通に恋をしよう……絶対に互いを疑わない……絶対に互いを信じ合う……
 
「おはよう、圭一くん」
 カーテンが開かれる音が聞こえて、圭一は目を覚ます。制服の上にエプロンを着ているレナが起こしに来たのだ。
「はぅ〜、圭一くんの寝惚けている顔、かぁいいよ」
「お持ち帰りしたければ、いつでもどうぞ」
 レナにお持ち帰りされるなら本望だと圭一は思った。
「う〜ん、お持ち帰りはあとで……今は学校に行く支度をしてほしいかな、かな?」
 そう言って、レナは圭一の部屋を出る。
「朝ごはん、もう出来ているから、早く降りてきてね」
「おぉ……」
 レナが下に降りていく。圭一の父親と母親は今お仕事で東京に行っていないから、圭一の面倒はレナが見ないといけない。
「えへへへ……でも、これってまるで新婚さんみたいだね、だね」
 レナは嬉しそうに笑う。レナの右の薬指には約束の指輪が光っている。
 
 
(了)
 
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梨花「お酒持ってこ〜〜い!!」
羽入「梨花、落ち着いて!!」
梨花「何よ、この甘々のラブラブな結末は……」
羽入「仕方ないですよ。作者は圭×レナ派ですから。最後はこうなると思っていましたのですよ」
梨花「王道という奴ね……だったら、私と赤坂の話も書きなさい!!」
羽入「あぅあぅ〜!! それだけは駄目なのです!! 梨花はボクと一緒が良いのです!!」
 
 
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